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2月, 2012の投稿を表示しています

VS Codeでvenvがうまく動作しなくなった話

結論 venvをあきらめて、Pipenvを導入すればなぜか解決した。 経緯 Pythonの開発環境にVS Codeを使っていましたが、ある日突然、venvで作った環境が見えなくなりました。 PowerShellからは切り替えができるので、venv自体は正しく動いているようでした。 PythonとVS Codeをクリーンインストールしても状況は変わりませんでした[1]。 Pipenvの使い方 最近はPipenvというものがあるらしいので、それを導入することとしました[2][3]。 pip install pipenv 以下のように環境変数を設定することで、プロジェクトのフォルダ直下に仮想環境を構築してくれます。 PIPENV_VENV_IN_PROJECT=true VS Code上にフォルダを作成し、その直下で仮想環境を作成します。 コマンドはVS Code上のPowerShellで行いました。 例えば以下のようになります。パスやPythonのバージョンはご自身の環境に合わせてください。 *pythonの後に半角スペースがあるのでうっかり詰めないでください。 *venvファイルが作成されるという情報もありますが、私の場合はPipfileのみ作られました。 PS PS C:\Users\User Name\Documents\CODE\Python\Test> pipenv install --python 3.8 VS Code上でF1キーを押して、「reload」を検索して実行します。 これで左下のPythonのバージョンセレクトから環境選択できるはずです。 仮想環境から抜けるときは以下のコマンドを使います。 deactivate 参考文献 [1] sota0726 「VScodeを完全にアンインストールする方法(windows10)「拡張機能のホストが予期せずに終了しました。」を改善するために」閲覧日:2020/09/13 https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1810/12/news026.html [2] KRiver1 「pyenv、pyenv-virtualenv、venv、Anaconda、Pipenv。私はPipenvを使う。」閲覧日:2020/09/13 h

KitMill RD300を使ってみる -組み立て編その1

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 こんばんは。 KitMillの組み立てを行ったので、組み立て編を書きます。 ちなみに組み立て時間は、片付けなども入れて7時間です(休憩時間を抜く)。 長くなったので数回に分けました。 今回は主に、組み立てに使用する工具や、準備しておくと便利なものの紹介です。 それではさっそく組み立て編です。 まずは使用した工具の説明になります。 ・ピンセット  セットピースを挿入するときに使用します。あったほうが便利でしょう。 ・ナットドライバー  グリースニップルをリニアガイドにつけるときに使用します。 おすすめはしませんが、プライヤー系工具で代用できます。 ・ボールレンチ  メインで使用されるキャップボルトやセットスクリューで使用します。ただのレンチでもいいですが、ボールのほうが便利でしょう。 ・マイナスドライバー  太いものはアルミハンドルのつまみを付けるときに使います。アルミハンドルを持っていない人は必要ありません。 細いものは、スピンドルモーターのケーブルを基板に取り付けるときに使います。 ・プラスドライバー  プラスドライバーはバインドスクリューなどで使います。 ・はさみ  袋の開封や、タイラップの切断に使います。 ・半田ごて&はんだ  写真にはありませんが、半田ごてとはんだがスピンドルモーターの取り付けに必要になります。 以上のような工具があれば組み立てが可能です。 工具は正しく良いものを用意しましょう。 特にドライバーやレンチなどは何かで代用したり、無理やり回すとねじを破損して、面倒なことになるかもしれないので注意しましょう。  それと、これは私の用意したものですが、以下のようなものがあると便利です。 ・トレー  100均の植木鉢用の受け皿を使いました。ここに必要なネジやセットピースなどを入れます。 間違いや、紛失を防止します。 ・平型端子  100均で買ってきた、雄雌セットの平型端子です。スピンドルモーターはコネクタ化されていないので、これを使用してコネクタ化します。コネクタ化することで、将来の保守などを行いやすくします。 別に平型端子でなくても、ラジコン用の端子などお好みのものを使用してください(定格に注意)。 ・ウエス(いらないTシャツや布の切れ端)  多くの金属部品はさび止めのためにグリスが塗られています。 またリードスクリューなどにグリスを塗ります。 そ

KitMill RD300を使ってみる -組み立て準備編

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 こんばんは。 KitMill RD300 を研究室で買ってもらったので、レビューがてら実際に何か削るところまでやってみようと思います。  また、別途 オプション として原点センサーとアルミハンドルとスピンドルユニットφ6を購入しています。 HAKU の経験から原点センサーとアルミハンドルは絶対に買うべきだと思います。  スピンドルユニットφ6はいつもの、 シャンク径変換器 を作るので購入しました。 しかし、ユニットごとの販売なのでお値段がHAKUの時よりも高いのが気になります。 Makeのときにお話を聞きましたが、スピンドル周りは精度が向上しているらしいので、価格UPは仕方ありませんね。 しかし、ここまでの値段なら最初からφ3で固定するのではなく、購入時に選択できるようにしてほしいですね。 アルミ製加工テーブルも気になりましたが、これは自分の使いやすいものを後程自作しようかと思います。  今回はパーツ確認と、コントローラーの周りをちらっと眺めた感想です。 まずは、パーツを出してすべての部品がそろっているか確認します。 本体の説明書は61Pあるのですが、24Pは部品の確認です。 箱の中に入ったままではどこに何があるのかわからず、確認できないので一度すべて並べてみるしかありません。 テーブルに広げるとこんな感じになります。こんなアングルじゃないと全部写真に入りきりませんでした。 正直、研究室じゃなくて自宅の自室6畳だったら、どうやって確認しようか迷ってしまいます。 マニュアルにどの箱のどこに何があるか書いてあれば、ピンポイントで部品を確認できるので広げる必要もないのですが。 ここらへんは改善してほしいですね。 数時間パーツ単位で眺めながらニヤニヤしたり、研究室の先生や同僚に自慢してちっとも作業が進みませんでしたw この瞬間が最高に楽しい時間だったりします。 確実にHAKUやBLACKⅡのフィードバックがかかっていて、すごくいい感じです。 筐体については次回として、まずはコントローラーについてざっと思ったことを書きます。 コントローラーのパーツだけ広げるとこうなります。 余談ですが、パーツに104のセラコンがあるのは笑いましたww まぁいつもモーターにノイズ除去として自分でつけていたので、最初からついているのはとても親切です。 コントロールユニットはこのように非常におし

Androidの開発をやってみる -環境・エラー集

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 こんばんは。 今回はAndroidの開発環境と、出会ったEclipse謎のエラーについてです。 開発環境は、 OS:Windows 7 Ultimate 64bit Java:1.7 Eclipse:Indigo (3.7.1) IDE for Java Developers で開発してます。 Eclipseは使いやすいのですが、ちょいちょいVisualStudioと比べると使いづらいところがあります。 もっさりした操作感と、謎のエラーが頻発して、何もできなくなることがあるのが困りものです。 以下に私が出会ったエラーと、その対処法が書いたサイトを載せておきます。 参考にさせていただいたサイトの方々に、この場をお借りしてお礼を申し上げます。 ・@Overrideがいつまでも間違いがある状態になる(赤線が引がれたままでコンパイルが通らない) エラーコード:Android requires compiler compliance level 5.0 or 6.0. Found '1.7' instead. Please use Android Tools > Fix Project Properties. 原因:Java Compiler Compliance Levelが間違っている。 対処:ProjectのProperties->Java Compiler->JDK Compliance->Compiler compliance Level:1.6 という風に変更する。 参考: http://stackoverflow.com/questions/7637144/android-requires-compiler-compliance-level-5-0-or-6-0-found-1-7-instead-plea ・エミュレーターに一切入力ができなくなる。 エラーコード:emulator error: ##KBD: Full queue, lose event 原因:不明(バグや64bitに見られる問題との説あり) 対処:エミュレーターを削除して、新しいエミュレーターを作成する(コマンドプロンプトから再起動やリフレッシュをしても効果なし) 参考:http://groups.google.com/group/android-nd