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10月, 2010の投稿を表示しています

VS Codeでvenvがうまく動作しなくなった話

結論 venvをあきらめて、Pipenvを導入すればなぜか解決した。 経緯 Pythonの開発環境にVS Codeを使っていましたが、ある日突然、venvで作った環境が見えなくなりました。 PowerShellからは切り替えができるので、venv自体は正しく動いているようでした。 PythonとVS Codeをクリーンインストールしても状況は変わりませんでした[1]。 Pipenvの使い方 最近はPipenvというものがあるらしいので、それを導入することとしました[2][3]。 pip install pipenv 以下のように環境変数を設定することで、プロジェクトのフォルダ直下に仮想環境を構築してくれます。 PIPENV_VENV_IN_PROJECT=true VS Code上にフォルダを作成し、その直下で仮想環境を作成します。 コマンドはVS Code上のPowerShellで行いました。 例えば以下のようになります。パスやPythonのバージョンはご自身の環境に合わせてください。 *pythonの後に半角スペースがあるのでうっかり詰めないでください。 *venvファイルが作成されるという情報もありますが、私の場合はPipfileのみ作られました。 PS PS C:\Users\User Name\Documents\CODE\Python\Test> pipenv install --python 3.8 VS Code上でF1キーを押して、「reload」を検索して実行します。 これで左下のPythonのバージョンセレクトから環境選択できるはずです。 仮想環境から抜けるときは以下のコマンドを使います。 deactivate 参考文献 [1] sota0726 「VScodeを完全にアンインストールする方法(windows10)「拡張機能のホストが予期せずに終了しました。」を改善するために」閲覧日:2020/09/13 https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1810/12/news026.html [2] KRiver1 「pyenv、pyenv-virtualenv、venv、Anaconda、Pipenv。私はPipenvを使う。」閲覧日:2020/09/13 h

真空チャックを作る その5

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こんばんは。 真空チャックもいよいよ大詰めです。 今回は真空チャックの電源周りの配線をしました。 こんな感じです。 真空ポンプと冷却用ファンを12 [V]1 [A]のACアダプタで動かしています。 スイッチでONとOFFを切り替えるだけというシンプルなボックスです。 ボックス自体はいつものように、アクリルt2をレーザーでカットしています。 これにチャックをつければ、真空チャックのシステムの完成です。 ちなみに加工機は2台あるので、真空チャックもちゃんと2セットあります。 同じモノを何度も作ると後半と前半でクオリティーが変わるのがちょっと嫌です。 明日から JIMTOF でデモをやるのでお暇な方はどうぞいらしてください。 東の2番ゲートの前にいますのですぐわかると思います。

友人の誕生日を祝う

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 こんばんは、最近寒いですね。  前回、真空チャックが出来たのが嬉しくて先に書きましたが、その前に友人の誕生日プレゼントを作りました。 去年はストラップを作ったので、今年もストラップにすることにしました。 ストラップならどこにでも使えるという優しさからです(←嫌がらせともいいます)  そんな今回は去年よりも良いモノをということで、豪華な仕様としました。 t2のアルミ板にt2の真鍮で切り出した文字を圧入して金色の文字を入れます。 今回の加工機はHAKUを使っています。 こんな感じで文字をはめていきます。 全てはめるとこのようになります。 しかしHAKUの精度がイマイチでしっかりとはめあえてません。 KIRAを使えばよかったです。 仕上げに磨いてストラップからもぎ取った紐をつけます。 これで完成です!!  これを付ければ皆からイケメンといってもらえること間違いなしです。 ちなみにこれをあげた友人は微妙な笑顔で喜んでくれました。 家に大切に保管しておくとのことです。 そのうち付けてくれるでしょう。

真空チャックを作る その4

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こんばんは。今日は久しぶりに真空チャックです。 別にあきらめていたわけではありません。 真空ポンプを購入したので、その到着待ちでした。 MonotaRoにてアズワンの DCモーター真空ポンプ(コンプレッサー兼用タイプ) を取り寄せました。 かなり小さくBlackにいい感じで収まってくれます。 真空ポンプはゴムの足で取り付けるので、スリットを入れたアルミのステーを作りました。 Y軸のステッピングモータの上に取り付けます。 写真のワニ口クリップですが、まだ電源周りを作ってないので安定化電源で動かしています。  真空ポンプのおかげで多少の漏れがあったとしても、吸い続けるから負圧が安定して発生するはずです。 実際に30分程度加工したところ、非常に安定して加工をすることができました。 実用上まったく問題がありません。 この後は長時間の加工用にDCモータにファンをつけたり、電源周りをちゃんと作ります。 とりあえず一安心です。

久しぶりの木工で雀卓を作る

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 こんばんは。今回は久しぶりに木工をやってみました。 おそらく中学以来ちゃんとした木工はやっていないのではないでしょうか? 今回は研究室で買った麻雀を快適にやるための雀卓を作りました。 といっても一から作るのは大変なのでなにか適当な机を探します。 研究室を探すと、どう見ても使っていない机を一つ発見しました。 雀卓マットが680 [mm] x 680 [mm]で机の幅は700 [mm]でした。 これは手頃です。 さて問題は奥行きです。 ガラガラ引き出すタイプなので段差がついてしまっています。 そこで段差の部分を埋めて表面をフラットにする台を作ることにしました。 側面から見るとこんな感じです。4点でしっかりと支えています。  加工ですが、レーザーカッターの最大加工幅を超えているので、ホームセンターで加工してもらうことにしました。 研究室の仲間に頼んで、適当な板と木の角柱を購入してもらい、カットしてきてもらいました。 うちの大学では木工系の工作機械がないのでホームセンターはこういうとき重宝します。 1カット10円なので変なものでなければお金もほとんどかかりません。 買ってきてもらった角柱と板を釘で打ち付け、その後油性のニスを塗りました。 防腐処理と見た目の向上の為にニスを塗りましたが、油性は臭いがキツイので家で使うのには向いてませんね。 今まで水性を使っていたので気づきませんでした。 ニスは24時間の乾燥時間を取られるうえ、裏表を2回ずつ塗るので、ニス塗だけで4日もかかってしまいました。 次に、ニスを塗ったものを1000番→1500番という順番でヤスリがけしてつるつるにします。 これでようやく完成です。 表面の仕上げが思った以上に荒いので、スプレータイプのニスで後日修正したくなりました。 しかし、これでもマットを敷くと立派な雀卓です。 点棒入れもそのうち作ると思います。

アイスクリーム屋さんに統計学を学ぶ

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 こんにちは、今日は陽射しが暑いですね。  さて卒研も残すことろ2ヶ月くらいで形にしないとアウトとなってまいりました。 そんなとき、ふと自分の研究の評価はどうしたらいいのだろう?と嫌なことに目が行ってしまいました。 アンケートを取ってそれで済ますつもりでしたが、よく考えて評価しないと発表で撃墜されること間違いなしです。  そこで、まだ答えは出ていませんが、とりあえずアンケートの取り方や、必要量などを知るために統計学を勉強しなければならないと思いました。 しかし今更統計学をがっつり学んでいる時間はありません。 そこで統計学をかじった友達に相談したところ面白いサイトを紹介してもらいました。 アイスクリーム屋さんで学ぶ楽しい統計学 http://kogolab.jp/elearn/icecream/index.html というサイトです。 早稲田大学の向後先生という方が授業で作ったものを一般に公開されているようです。 まだ途中ですがとても分かりやすい内容で初心者でも十分読むことができます。 ちょっとやってみたものを上げてみます。 この図は二つのアイスクリームチェーン店の気温と客数の関係を表しています。 右のお店のほうが気温と客数に強い関係があるのが直感的に分かると思います。 これを表す指標が相関係数だそうです。そんなのを求めたりします。 勉強というよりも雑学として十分面白いので完走できそうです。 3連休はのびのび過ごしたので、明日から気合いれて頑張ります。

DXライブラリで遊ぶ

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 こんにちは、最近はめっきり寒くなって秋がきたというのを実感します。 あと記事が二重投稿になって書き直すはめになりました・・・  今回はDXライブラリで遊んでみました。 DXライブラリは山田 巧 氏により公開されているDirectXを簡単に使うライブラリです。 C言語ベースで簡単にプログラミングできます。 また解説ページに丁寧な解説やサンプルがあるため、本などをみなくても使い方を学べます。 画像の表示や音楽の再生がいとも簡単に出来るのには感動しました。 そこで簡単ながらmp3プレイヤーを作ってみました。 ただし、普通に作ったらGOMプレイヤーがあるから、頑張ってもいらないので変な仕様にしました。 機能の紹介前にまずは見た目を こんな感じです。どうしようもないですね。 キャラの顔辺りをクリックするとそのキャラの歌が流れます。 本当にどうでもいい仕様です。 ただ音楽ファイルのロードの方法やタイミングなど結構課題があります。 また早送りや曲送り、巻き戻し、曲戻しなどまだまだ必要機能が未実装です。 っていうか曲足りねー・・・ というワケでDXライブラリは手軽に使える面白いライブラリです。 C言語は出来るけど、使い道が無いという方は是非遊んでみてください。