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5月, 2010の投稿を表示しています

VS Codeでvenvがうまく動作しなくなった話

結論 venvをあきらめて、Pipenvを導入すればなぜか解決した。 経緯 Pythonの開発環境にVS Codeを使っていましたが、ある日突然、venvで作った環境が見えなくなりました。 PowerShellからは切り替えができるので、venv自体は正しく動いているようでした。 PythonとVS Codeをクリーンインストールしても状況は変わりませんでした[1]。 Pipenvの使い方 最近はPipenvというものがあるらしいので、それを導入することとしました[2][3]。 pip install pipenv 以下のように環境変数を設定することで、プロジェクトのフォルダ直下に仮想環境を構築してくれます。 PIPENV_VENV_IN_PROJECT=true VS Code上にフォルダを作成し、その直下で仮想環境を作成します。 コマンドはVS Code上のPowerShellで行いました。 例えば以下のようになります。パスやPythonのバージョンはご自身の環境に合わせてください。 *pythonの後に半角スペースがあるのでうっかり詰めないでください。 *venvファイルが作成されるという情報もありますが、私の場合はPipfileのみ作られました。 PS PS C:\Users\User Name\Documents\CODE\Python\Test> pipenv install --python 3.8 VS Code上でF1キーを押して、「reload」を検索して実行します。 これで左下のPythonのバージョンセレクトから環境選択できるはずです。 仮想環境から抜けるときは以下のコマンドを使います。 deactivate 参考文献 [1] sota0726 「VScodeを完全にアンインストールする方法(windows10)「拡張機能のホストが予期せずに終了しました。」を改善するために」閲覧日:2020/09/13 https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1810/12/news026.html [2] KRiver1 「pyenv、pyenv-virtualenv、venv、Anaconda、Pipenv。私はPipenvを使う。」閲覧日:2020/09/13 h

ハッピーバースデー!

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 こんばんは。今日も天気が悪いですね。  昨日は研究室で定例飲みでした。 ちょうど、うちの先生が誕生日だったので、プレゼントを作ってみました。 最初はペーパーナイフを考えたのですが、少し前の研究生があげていたようなので、キーホルダーかストラップとして使えるものにすることにしました。 材料は真鍮・アルミ5052・アクリルで幅45mm位のキーホルダーとしてもストラップとしても使えるものを設計しました。 例によってCADでデータを作り、CNCで研究室の仲間に切ってもらいました。 いつもなら自分でやるところですが、今回は少し凝って段落ち加工をしているのでZ方向の精度を上げるために高性能のCNCで加工をお願いしました。 アクリルの彫刻などはいつもどおりレーザーカッターで行いました。 中に彫ったイラストは、先生がモデルのキャラが漫画に出ていたので、そこから引っ張ってきました。 で加工したあとにアルミコンパウンドで磨いたものがこれです。 思った以上に良い精度で加工できたので、ねじを使わないでもぴったりつきます。 溝にアクリルをはめます。 自分でも思った以上にうまくいってテンションがあがりました。 皿ねじ4本でとめています。 ねじをとればプレートを自分の好みのものに変更できます。 先生が喜んでくれたので、本当に良かったです。 手伝ってくれたKD君ありがとう。  世界に一つしかないというのは良いもんだなと思います。 自分で作る最大の醍醐味でしょう。  次はロボットあたりをやりたいと思います。 ただ看板系はあと一回は必ずやります。

スケッチ的ななにか

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 こんにちは、朝は天気がよかったのにやっぱり保ちませんでしたね。 今日もまた看板系です。研究室の名前を描いた看板を作りました。 研究室の名前なので気合を入れて少し変わったことをしました。 いままでのやつはレーザーで彫刻をしただけのただのプリント品でしたが、 今回はアクリル絵の具で色を入れてみました。  まずはいつも通りレーザーで外形を切り抜きます。 ただし今回はできる限りラインでデータをつくり、彫刻をしないようにしました。 理由は彫刻をすると黒くこげて色が悪くなるからです。 図形のスケッチはまたもやCADを使用しています。 ただし「げ」だけは、さすがに幾何学模様には見えなかったのでペイントを使って描きました。 いまさらですが今回のモチーフは「ひだまりスケッチ」の「ひだまり荘」にある看板です。 外形は切り抜き、中の模様は切り抜かないよう出力を弱めてラインを彫りました。 これに木用のプライマーを2回ほど吹きつけ、そのあとアクリル絵の具で色をつけました。 今は100均に筆などがそろっているので大変便利です。 アクリルガッシュはさすがに1000円以上しました。 で色を塗り終えたのがこれです。 事前に溝を掘っているので意外にすんなり描けます。 しかしやはり難しいものは難しいです。 朝一番の輪講が終わってからずっと塗っていました。 下地の色をそのまま使っているので「ひろ」の部分は取り返しがつかないので緊張しました。 できたモノをマグネットを使ってドアに貼りました。 本当はフックをかける部分を作りたくないのですが、この先のことも考えるとこれが一番いいように思います。 今回は色塗りに初挑戦したので結構てこずりました。 思えば中学校以来筆なんか使ったことがなかったように思います。 しかし苦労したかいがあり、色が増えると表現が豊かになります。 次回も色をつけて練習していきます! 反省ですがやはり彫刻に色を塗るなら下地の色を入れないと発色しません。 よりにもよって黄色だったので発色させるのに苦労しました。 あとは木をもう少し高いものにすればきれいに色がのったと思います。

ふたつともシメキリ

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 こんにちは。 今日も雨で嫌な天気が続きますね。 6月はどうせ梅雨なんだから今から降らなくてもいいのにとか思ってしまいます。 今日もまたお遊びで作った看板です。 使用用途は封鎖しているドアの表示です。 2つのドアを封鎖しているのですがいつもあけようとされます。 そこで封鎖しているのを伝えるメッセージボードを作ります。 今回は2つのドアなので2つ・・・ふたつ・・・ふたりは・・・ という、かわいそうなロジックとなっています。 で、今回もシナベニヤt4を使って作ります。 こんな感じです。 実は前回の ドキンちゃん は予定していたフックが入らなかったので仕方なく別のを使いましたが、今回はしっかりとフックを測定して、外形データをCADで作りました。 自分の中ではCADが一番使いやすいので無駄遣いではありません!念のため。

土足禁止です

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こんにちは。最近は天気がよかったのに久しぶりに雨です。  今日は遊びで作った看板です。 土足禁止の部屋があるのですが、尋ねてくる人が靴を脱いでくれません。 床が汚いせいなのですが、それは仕方がないということで・・・ そこで靴を脱いでくれるよう看板を作りました。 土足禁止・・・土禁・・・・ドキン・・・・ドキンちゃん!! という最悪にくだらない冗談です。 でこんな感じになりました。 磁石でぶら下げています。  ここで記事が終わったら みくる とかわらないので、今日は加工途中の写真も撮りました。 こんな感じでレーザー加工機はプリンターのように加工していきます。 手軽に使えて大変便利です。 彫刻(絵の焼入れ)が終わったら、外形のカットをするとこんな感じになります。  レーザー加工機は美術系の大学では予約の列が耐えないくらい大人気だそうです。 加工というよりは印刷に近い感覚なのだと思います。 こういう加工機がもっと普及すると面白いのになぁ

リンク機構でヒューマノイド その2

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 こんばんは、最近天気がいいのはいいですが、暑いですね。 めっちゃメカメカ!を一通り読みました。 いろいろと面白い機構が載っていて勉強になりました。 ワイパーの仕組みや、秤の構造など、とても楽しかったです。 モータやソレノイドの選定方法なども載っています。 まだざっと見ただけなので、理解には及んでいませんが、これからしっかりと読みこみたいです。 で肝心の脚ですが、クランク機構がよさそうなので、ネット上を検索したりして、 こんな形になりました。 まだしっかりと長さは合わせていませんが、動作は大丈夫そうです。 実はこの機構はかわさきロボットに多く使われているようです。 そこで足裏はかわさきロボットのように曲面するかもしれません。 とりあえず、この機構を使ってCADに起こしていきます。

リンク機構でヒューマノイド その1

 皆さまおひさしぶりです。3か月もほっておいてしまいました。 来てくださってたかたには申し訳ないことをしました。 今現在は私は学部4年生に無事なれました。 NC加工系の研究室に希望通り配属されました。 研究テーマはまだ未定ですが、加工用のインターフェース関連だと思われます。 研究はさておき、自由な時間が多く取れるようになってきました。 院試もありますが、趣味にも今まで以上に時間を当てたいと思います。 今回作りたいのが、サーボを使わないヒューマノイドです。 ヒューマノイドはやたらと高くていけません。 後輩に安価でヒューマノイドに触れてほしいという願いがあります。 そのためにはアクチュエータの数はなるべく少ない方がいいと思います。 コントロール基板の構成も複雑になります。 そこでリンク機構で動かすことを考えました。 で読みはじめたのが、 「 めっちゃ、メカメカ!リンク機構99→∞―機構アイデア発想のネタ帳 わかりやすくやさしくやくにたつ 」 です。 ちょっと前に買ったのですが、まだ未読状態だったのでちょうどよかったです。 とりあえず自由度に式があったことを久しぶり思い出しました。 F=3(n-1)-2J F:自由度 n:リンクの総数 J:ジョイントが持つ自由度の総数 となっています。 昔ロボットを作ったときに、後輩の設計した胴体が、平行リンクのように回ったのを思い出しました。 感覚でわかってほしい気もしますが、こういう式を教えてあげればよかったと思います。 つまり、F=0で組めばいいわけです。 いちいち考えるのは面倒ですが、複雑なものを作る時は重宝しそうです。 さて目標はゴールデンウィーク明けまでにはなんとかとっかかりを見つけたいと思います。