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12月, 2010の投稿を表示しています

VS Codeでvenvがうまく動作しなくなった話

結論 venvをあきらめて、Pipenvを導入すればなぜか解決した。 経緯 Pythonの開発環境にVS Codeを使っていましたが、ある日突然、venvで作った環境が見えなくなりました。 PowerShellからは切り替えができるので、venv自体は正しく動いているようでした。 PythonとVS Codeをクリーンインストールしても状況は変わりませんでした[1]。 Pipenvの使い方 最近はPipenvというものがあるらしいので、それを導入することとしました[2][3]。 pip install pipenv 以下のように環境変数を設定することで、プロジェクトのフォルダ直下に仮想環境を構築してくれます。 PIPENV_VENV_IN_PROJECT=true VS Code上にフォルダを作成し、その直下で仮想環境を作成します。 コマンドはVS Code上のPowerShellで行いました。 例えば以下のようになります。パスやPythonのバージョンはご自身の環境に合わせてください。 *pythonの後に半角スペースがあるのでうっかり詰めないでください。 *venvファイルが作成されるという情報もありますが、私の場合はPipfileのみ作られました。 PS PS C:\Users\User Name\Documents\CODE\Python\Test> pipenv install --python 3.8 VS Code上でF1キーを押して、「reload」を検索して実行します。 これで左下のPythonのバージョンセレクトから環境選択できるはずです。 仮想環境から抜けるときは以下のコマンドを使います。 deactivate 参考文献 [1] sota0726 「VScodeを完全にアンインストールする方法(windows10)「拡張機能のホストが予期せずに終了しました。」を改善するために」閲覧日:2020/09/13 https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1810/12/news026.html [2] KRiver1 「pyenv、pyenv-virtualenv、venv、Anaconda、Pipenv。私はPipenvを使う。」閲覧日:2020/09/13 h

ゲタを作る

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(年末に書いてアップするのを忘れていました。)  今年も残すところ1日です。 毎年あまり代わり映えのない一年を送っているような気がします。  今回は忘年会のコスプレに使ったゲタの話です。 今年の調布は ゲゲゲの女房 の影響で、大変盛り上げっていました。 そこで忘年会にゲゲゲの鬼太郎がコスプレの衣装として選らばれたのですが、予算の都合でゲタがないということになり、急遽用意しました。 その辺にある木材の端材でできています。 ゲタなどはいたことがなかったので、ネットで調べながらノリとカンで図面も作らずに作業をしました。 仲間と作ったのですが、あの適当な会話のやりとりでよく形になったと今でも思います。 作り方ですが、適当に切った板に釘と木目ネジ(本当は釘だけの予定でしたが、強度不足のために木目ネジも追加しました。)で足を打ちつけ、紐が通る穴を開けておきます。 その後ラッカー(鉄・木部用)のクリアでコーティングをします。 私は3度コーティングしました。 その後適当に紐を通して、見よう見まねで結べば完成です。 本当は太い紐が欲しかったのですが、ダイソーではこれが限界だったので、二重に通して強度を確保しています。 以上、超簡単なゲタ作りでした。  それでは皆さん、良いお年をお迎えください。

HAKU用シャンク径変換スペーサをステンレスにしてみた

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 こんばんは。最近寒すぎて冬眠したいです。 どうも更新が滞り気味でよくないですね。  今回は、以前作ったシャンク変換スペーサをリメイクしました。 シャンク3の刃物ではなくシャンク4の刃物を購入したというのが一番の理由です。 ただ、イモネジを通している穴がアルミだと少しずつ壊れてしまうのも見逃せ ないので、丈夫なステンレスを素材として選んでみました。 加工方法は、 1.適当な長さにステンレス棒を切断する。 2.スピンドルにはまるよう旋盤で細くする。 3.フライス盤でイモネジを貫通させる穴をあける。 (フライス盤は友人に頼んでやってもらいました。) という手順で製作しました。 アルミと違って突っ切りが辛そうだったので、先に研削してしまいました。 出来上がりはこんな感じです。 旋盤での送り速度が悪かったのか、表面がいまいちです。 使用した感じですが、アルミよりもしっかりとした感じで安心できます。 アルミよりもステンレスの方が腐食の問題がありますが、お勧めできます。 今度はHAKUに3爪チャックをつける予定です。

FT232RLを使ってみる

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 こんにちは。お久しぶりです。 今日は FDIchip のFT232RLを使ってみました。 今まで、RS232CインターフェースICを使っていましたが、各方面でFT232RLを目にしましたので変更してみました。 本当は使いたいものがあったのですが、入手性などの問題から秋月の FT232RL USBシリアル変換モジュール ¥950 を使用しました。 これで今までは ・ RS232CインターフェースIC ADM3202AN(DIP) ¥200 ・ USB・シリアル変換ケーブル ¥950 の構成から変換モジュール一個で済むようになります。 ちなみにSH7125での使用を前提にしているので、5 [V]で使用しますが、STMなどのマイコンでも使える3.3 [V]も出力してくれるので長く使えそうです。 シリアル変換モジュールはマイコンとは一緒に載せずに、別のモジュールに分けました。 これで一つのモジュールでいくつものマイコンに対して使う事ができるので省スペースで経済的です。 モジュールの見た目はこんな感じです。 緑の角型LEDを仕込んで、USBと接続すると光るようにしました。 その他は普通に配線してあります。 ミニBのUSB側がPCとつながり、3線がマイコンとつながります。 3線の中身ですが、GND・TXD・RXDとなっています。 3線はサーボ用のコネクタを使って、長さを自由に変えられるようにしました。 モジュールの電源はUSBからもらい、マイコンは別にACアダプタからもらっています。 ここで、ハマった点を書いておきます。 ・モジュールのTXDとRXDはマイコンのRXDとTXDにクロスしてつなげる。 ・シリアル変換モジュールとADM3202を同じボードに載せてはいけない。 一つ目はすぐにわかりましたが、二つ目でだいぶはまりました。 昔作ったSH7125のテストボードに載せたのですが、ADM3202に吸われたせいで、うまく動作しませんでした。 友人や先輩からの助言でADM3202を取り除いたところうまくいきました。 いろいろはまりましたが、無事TTLレベルでの通信ライフを送れそうです。 TTLはノイズに弱いと聞きましたが、普通に使っている分には問題ないようです。 せっかくここまでやってもロボットを作る暇がないのが泣けてきます。 ちょこちょこやって、卒研が終わったら一気に完成させま